おしゃれでスタイリッシュなローベッドが気になっていませんか。
ローベッドとはマットレスまでの高さが低いベッドですが、「フロアベッド」と混同しがちでどちらも同じ?と思ってしまいますが
・高さが低い
という共通点でだけで、他は全く違うものです。
ここでは「ローベッド」と「フロアベッド」の違いと、ローベッドのメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
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ローベッドとフロアベッドはここが違う
ローベッドもフロアベッドも一般的なベッドと比較すると「高さが低い」という共通点があります。しかしこの低いという共通点でも違いがあるのです。
・ローベッドは脚があり
・フロアベッドは脚がありません。
ここがポイントで脚がないフロアベッドは、ローベッドよりも更に低く、ベッドのフレームを床にベタっと置くのでより低さが協調されます。
それに比べるとローベッドは脚があるので、脚の長さにもよりますが、床とベッドフレームの間に「空間」があります。
ここで何が違うのか表でまとめてみたいと思います。
ベッドのタイプ | 脚がある/なし | 通気性が良い/悪い | 価格が高い/安い |
---|---|---|---|
ローベッド | ある | 良い | 高め |
フロアベッド | なし | 悪い | 安い |
ローベッドは、フロアベッドよりも使われている部材が多いので価格も若干高くなっています。
どちらもスタイリッシュで、おしゃれなベッドですが、高級感はローベッドの方があります。

ローベッドのメリット
ローベッドは一般的なベッドよりも「低く」スタイリッシュなデザインがおしゃれで、新婚夫婦や若い世代に人気があるベッドです。
ステージタイプのフレーム仕様のものならさらに高級感とおしゃれ感がup。
ムードを大切にしたいカップルさん、新婚さんにおすすめです。
しかしそんなおしゃれでかっこいいベッドにも、弱点はあります。
ローベッドが気になる方は、メリットとデメリットも理解して選ぶようにしましょう。
- スタイリッシュ
- 部屋が広く見える
- 子供に安心
- 通気性がよい
- 布団で寝れる
スタイリッシュ
ローベッドの魅力はなんと言っても「デザイン」です。スタイリッシュなデザインに一目ぼれしてローベッドを選ぶ方も少なくないでしょう。
低くドンと構えたロースタイル、脚があることでよりスタイリッシュに見えるデザインは、一目ぼれしてしまう魅力があります。
- ベッドサイドにちょっとした小物がおける
- コーヒーカップなどを置くことができる
スタイリッシュでおしゃれなデザインと空間を楽しめます。
部屋が広く見える
ロースタイルのベッドには、部屋を広く見せる効果があります。
アパートやマンション、新築の家でも、家具を置く前の部屋はとても広く感じますよね。
それは目線を遮るものがないからです。
ベッドや他の家具も同じで、高さが低いロースタイルにすることで、「目線を遮ることがない」効果が生まれ広く感じます。
逆に目の前に高さがある家具を置くと圧迫感を感じます。
これがローベッドの特徴で、大きな家具を置いても部屋に圧迫感を与えず「解放感のある部屋」に見える効果があります。
ベッドをロータイプにするなら「他の家具もロースタイル」のものを選ぶとより、広い空間を感じることができます。
子供に安心

ローベッドは一般的なベッドと比較すると、高さが低いので
・子供との添い寝
・家族全員で寝るベッド
・子供部屋に使うベッド
として、子供が万が一ベッドから「転落」するようなことがあっても、高さが低いので安心です。
安心度で言えばローベッドよりもさらに高さが低い「フロアベッド」のようがより安心です。

子供は寝ているときはよく動くから低いベッドで寝ていると両親も安心だよ
通気性がよい
一般的に低いスタイルのベッドは、床面とベッドフレームの間の隙間(空間)が少なく通気性が悪い傾向にありますが、脚のあるローベッドは違います。
4本の脚のみでベッドフレームを支えることで、風の流れ道を確保することができます。
さらに床がすのこタイプのローベッドなら通気性は抜群です。
収納ベッドやフロアベッドと比較した場合、ローベッドは湿気がたまりにくい構造なので、カビが生えるのを抑えることができます。
すのこを使ったローベッドも定期的にベッド下の掃除をして清潔に保ち、また窓を開けて空気の入れ替え(換気)をして、湿気を逃がしましょう。
たまにはマットレスを上げ、壁に立てかけてマットレスを部屋干しするのがおすすめです。

敷布団で寝れる
ローベッドで「すのこ」を使っているタイプで強度がある構造のものなら、通気性もよく布団を敷いて寝ることもできます。
マットレスが苦手な方や、子供と一緒に寝る場合、子供のおねしょ等の睡眠時の汚れが気になる方は、簡単に干す、買い替えられる布団がおすすめです。

フレームのみで販売されているベッドも多いので、敷布団で寝る方は、マットレスが付かないフレームのみのベッドをおすすめします。
ローベッドのデメリット
ローベッドのメリットは「低いスタイル」ですが、この低いが弱点となる部分があります。
そのデメリットもしっかり理解してベッドを購入しないと後で後悔することにも考えられます。
ベッドを選ぶときは、メリットよりもデメリットを理解して選ぶ必要があります。
デメリットのない完璧なベッドはありません。
どのようなタイプも少なからずデメリットがあるものです、ベッドがもつ弱点といかにうまく付き合えるかがベッド選びの基本です。

デメリットを理解していれば安心して使えるよ
- 起き上がりにくい
- 収納スペースがない
- 掃除がにしずらい
- ハウスダストの影響がある
この4つを見ていきましょう。
起き上がりにくい
低いスタイルのベッドは起き上がりが大変です。
若くて元気な人なら問題ない起き上がりも、高齢者で体が弱ってきた方には、低い位置からの起き上りがはとてもつらく感じます。
特に腰痛やひざ痛もちの方は、起き上がる時に腰や膝関節の力が必要となるため低いローベッドはおすすめできません。
高齢の方や腰痛、ひざ痛持ちの方には腰かけるのがちょうどよい適度な高さのベッドをおすすめします。

収納スペースがない
ローベッドは高さが低いためフレームの下に収納引き出しや、荷物を収納するスペースがありません。
ベッドの下のデッドスペースを有効に使いたい方には向かないベッドです。
荷物を収納するスペースと引き換えに、スタイリッシュでおしゃれなデザインのベッドを手に入れることができます。収納かデザインかどちらを取るかは使う人次第です。

掃除がしずらい
ベッドのフレームと床に空間(隙間)がないとどうしても掃除がしずらくなります。
・掃除機
・フローリングワイパー
などの掃除用具がベッドフレームの下に入らないものが多いので、マットレスを上げ、さらにすのこ床を上げて掃除することになります。
ただ脚が付いたローベッドは、掃除機のような大きなものは入りませんが
フローリングワイパー
のような平たい掃除用具なら入るのでこまめに掃除するといいですね。
普段はフローリングワイパーなどで埃を取る掃除をして、2週間~1か月に1回程度、マットレスとすのこ床を上げて、ベッド下を掃除することで清潔に保つことができます。掃除の頻度は高いほど効果があります。
ハウスダストの影響がある
ハウスダストは、埃だけでなく
・ダニの死骸
・人の髪の毛
・寝具や洋服などの繊維のくず
・花粉
・カビ
などいろいろなものをいいますが、そのハウスダストが最も多いと言われるのが床から30cmまでの範囲です。
床に近いほど「ハウスダストの影響」を受けるということになります。
ローベッドは低床スタイルなので、標準ベッドと比較すると床に近い位置で寝ることになり、ハウスダストが多い場所に近いところで寝ているということになります。
フロアベッドほど低くはないローベッドですが、それでも床に近いのに違いはありません。

ハウスダストは、目にはほとんど見えないほど小さなものです。
こんな経験はありませんか?
普段はなかなか肉眼で見ることができないハウスダストは、人が通るだけで空気中に舞い上がる細かなものです。
ハウスダストが体内に入ることでぜんそくの原因になることがあります。ダニやカビは人体に悪影響を及ぼします。
ハウスダストは掃除をすることで多くを取り除くことができます。
月1回よりも、週1回、週1回よりも毎日と、掃除の頻度が多いほど、ハウスダストを減らすことができます。
ハウスダストが多い場所
・1位は床
・2位は背の低いテレビなどの家電
・他には、テレビボード、ローボード
など。この低い位置に8割のハウスダストがあると言われています。
ここを集中的に掃除すれば8割のハウスダストを除去できると言うことになります。
定期的な掃除で部屋を綺麗に保つことで、ローベッドは、子供や赤ちゃんでも安心して使えるようになります。
ローベッドのおすすめ6選
ローベッドのメリット・デメリットのまとめ
ローベッドを購入して後悔しないために、デメリットはよく理解しておきましょう。
・こんなはずじゃなかった
・思っていたベッドと違う
そんなことにならないためにローベッドのメリット・デメリットを再確認しましょう。
ローベッドは以下のメリットがある反面、デメリットがあることも分かりました。
- スタイリッシュ
- デザインがいい
- 子供に安心(転落)
- 部屋が広く見える
- 起き上がりにくい
- ハウスダストの影響
- 収納スペースがない
- 掃除がしずらい
デメリットを理解して使える方なら、これほどおしゃれで、素敵なベッドは他にないと思います。
特に新婚夫婦でおしれな寝室にこだわる方、狭い部屋や、家族全員がベッドで「川に字」になって寝たいと思う方におすすめしたいベッドです。
部屋を広く見せる効果は、実物を置くとより実感できるベッドです。
何でもそうですが、購入する前にデメリットをしっかり確認しておけば、その商品と長く付き合えます。
スタイリッシュなローベッドでおしゃれな部屋、おしゃれな寝室で快適な寝心地を手に入れよう。