身長が180cm以上ある人がゆったりと心地良く寝るためには長身向けのベッドが必要です。
標準サイズのベッドでは長さがたりないので寝ている間にマットレスから足がはみ出してしまい、冬場なら寒くて目が覚めることもあります。
背が高い人が自分では気付いていないことも多いのが無意識のうちに体を曲げて寝ていたり、窮屈な体勢で寝ていること。
高身長の人が体を伸ばして気持ちよく寝るにはロングサイズの長身ベッドでリラックスした姿勢で寝る必要があります。
ここでは背が高い人が悩むベッド事情と快適に寝るれるベッドスタイルの提案と長身向けベッドのおすすめを紹介しています。
[box class="yellow_box" title="一目で分るこの記事の内容"]
- 背が高い人がベッドで寝る時の悩み
- 長身男性が快適に寝る方法(使っているベッドで対策)
- 長身男性が快適に寝る方法(ベッドを購入)
- 長身向けベッドのおすすめの紹介
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身長が高い人が抱えるベッドの悩み
背が高い人が寝るときに抱える問題はベッドの長さにあります。ベッドには横幅のサイズはたくさんの種類があり目的のサイズを選ぶことができます。
しかし標準サイズのベッドでは縦幅(長さ)は全て同じの約195cmとなっています。
身長が180cm以上の人が195cmのベッドに身体を真っすぐにして寝た場合、頭側で8cm、足側で7cmの余裕しかありません。
ヘッドボードがあるベッドでは、棚に頭をぶつけないようにどうしても足側に下がった状態で寝ることになります。そうなるとマットレスや掛け布団から足がはみ出してしまいます。
長身の人は無意識でこんな寝方になっている
身長が高い人は足が布団からはみ出さないように寝ようとすると、無意識のうちに横になり身体全体を湾曲させてしまいます。
身体を丸めて寝ることで結果、姿勢が悪くなったり、よい睡眠が得られないことがあります。
体を丸めて布団にくるまって寝ることは、背が高くない人でも冬場など寒い時期ならよくあることです。
しかし背が高いと足がはみ出すので一年を通して身体をまるめて寝ることが多くなるので常時の寝姿勢としてはよくありません。
[aside type="normal"]横向き寝は、長時間同じ向きで寝ると身体のどちらかに負担が掛かることがあります。
寝違えで首が痛くなったり、同じ部位に負担がかかることで身体のゆがみに繋がることもあります。
また手や足を曲げて寝た場合、血流が悪くなり手足がしびれることもあります。横向き寝の場合、無意識のうちに自分の腕を手枕にしてしまうこともあります。[/aside]
健康的な寝姿勢とは
現代の日本人は食生活(欧米化)で右肩上がりで平均身長が伸びています。男性なら身長が180cm近くある人はとても多く、180cm以上ある人も少なくありません。
そんな高身長の人が正しい寝姿勢で気持ちよく、ぐっすりと寝ることができる姿勢は「仰向け寝」です。
仰向け寝をするには自分の身体に合ったベッドと寝る環境が重要です。理想は両手両足を広げてリラックスして寝ること、そして適度な寝返りです。
この寝返りは同じ体勢で寝ることによる部分的な血流の悪化を解消するために自然と寝返りをうちます。
しかし以下のようなことがあると寝返りを妨げることもあります。
- 枕が合わない
- ベッドの幅が狭い
- 身体を丸めて寝ている
- 幅の狭いベッドに2人で寝ている
- ベッドを壁に横付けしている
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大きく手足を広げて仰向けで寝ることで、全身の血液がスムーズに流れるので仰向け寝は、最も健康的な寝姿勢と言われています。
寝つきのよい良質な睡眠にはゆったりしたベッド環境で仰向け寝ができることが理想です。
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長身男性が足をはみ出さないベッド
身長が180cm以上ある人がベッドに寝たとき足をはみ出さないようにするには、標準ベッドの195cmにプラス10cmが必要。
このわずかのように思える10cmで大きな差がでます。
少し長い10cmのプラスは日本の住宅事情にも、背の高い人にもちょうどいい長さのベッドになります。
[voice icon="https://bedselect.jp/wp-content/uploads/2017/04/hakase.png" name="ベッド博士" type="l line big"]10cmだとたいして変わらないように思えるけど、このプラス10cmが大きな違いになるんだ。[/voice]
標準ベッドでは長さ195cm、これにプラス10cmをどうするか?ここでは長身の人に対応するベッドを2つのパターンを提案していきたいと思います。
今あるベッドでなんとかしたい
子供の時から使っていたベッド、成長とともに身長がグングン伸びて大人になった今、180cm近くになった人、一人暮らしでベッドを購入したけど足がはみ出して困っている人。
どちらの場合も今使っているベッドがあります。ベッドのような大型家具はよほどのことがない限りなかなか買い替えることができません。
処分費も必要になるし、まだまだ使えるベッドを手放すのも無駄な出費をするのももったいない。
でも大丈夫です。現在使っているベッドにマットレスがあるものならちょっとした手間をかけるだけで長身に対応したロングベッドにすることができます。
方法は簡単。ベッドフレームに乗っているマットレスを足側に自分の身長に合わせて9~11cm程度ズラすだけ。
ずらしすぎるとマットレスの寝心地に影響するので注意して下さい。約10cmズラせば十分効果が得られます。
頭側のマットレスをズラして空いた部分にはブロック発砲を置いて隙間にタオルなどを入れる方法が費用も安くておすすめです。
発砲素材のブロックなら簡単な加工(切ったり、削ったり)も容易です。
[voice icon="https://bedselect.jp/wp-content/uploads/2017/04/hatena.png" name="ハテナちゃん" type="r line big"]これなら誰でも簡単にできるね。スチロールブロックも1つ200円くらいで購入できるからコスパ抜群。[/voice]
[aside type="normal"]これはほんの一例です。空いた場所に同じような大きさのクッションを入れるなど家にあるのもで代用することもできますので、いろいろと工夫をしてみて下さい。 [/aside]
ベッドを新調する
身長が高い人が一人暮らしで新生活を始める、新婚さんでベッド探している、家族揃って寝れるベッドを検討している、ベッドを買い替えたい。
と思っているなら迷わず長身対応のロングサイズのベッドがおすすめです。標準ベッド195cmよりも長さが約11cm長くなった206cm。
ジョイントタイプの家族ベッドのロングなら長身の方がゆったり寝れるだけでなく、ベッドが広く長く大きいと子供にも安心です。
また子供が成長して大人になったとき長身になる可能性が高いことを考えると、先を考えた家族ベッドのロングサイズはおすすめです。
高身長の人におすすめのベッド
ここでは背が高い人が無理のない姿勢でぐっすりと寝ることができるベッドを紹介していきます。
店舗ではなかな置いていることがない長身用ロングベッドを通販なら使う人に合った3タイプから選べます。
一人暮らしで一人用で使うベッドなら自分だけの好みで長身用ベッドを選ぶことができますが、夫婦やカップルならパートナーのことを考えたベッドの選び方を考える必要があります。
さらに家族で使うベッドの場合、例えばお父さんの身長が180cm以上あるならお父さんだけでなく家族のことも考えなくてはなりません。
このように使う人に最適な長身用ベッドのおすすめを紹介していきたいと思います。
一人向け おすすめ
長身男性におすすめのベッドは、自分の部屋だけでなく一人暮らしのワンルームなど狭いスペースに置いても空間を圧迫しないフロアベッドがおすすめです。
モダンなスタイルのロータイプベッドはロングタイプ206cm。一人暮らしで使い勝手のよい棚と間接照明が付いているのでワンルームで就寝前にベッドに入ってからも楽しめるように本、スマホなど置くスペースも確保。
ロングサイズが選べるロッソなら一人暮らしに丁度いいシングルサイズとセミダブルが選べます。
他にも一人暮らしにおすすめのロングベッド
夫婦・カップル向け おすすめ
同棲カップルや夫婦で男性の身長が180cm以上あった場合、2人が気持ちよく寝るには長身向けベッドがおすすめです。
女性でも170cm以上ある方も多く、男性なら175cm以上の人はたくさんいます。
身長が180cm以下でも少しでも余裕をもって寝たいと思うカップルや新婚さんにも長身ベッドは最適です。
何かと荷物が増える2人の生活にはたくさんの荷物がしまえる長身用収納付きベッドがおすすめ。長さが11cmロングになった分、収納スぺースの容量もアップして一石二鳥のロングベッドの収納付き。
2人が密着して寝たいならダブルサイズ、2人がゆったり寝たいならシングルベッドを2台並べて置くツインベッドに。
家族向け おすすめ
家族が3人~5人なら断然家族ベッドがおすすめ。
お父さんの身長が180cm以上あった場合、家族全員が寝ることができる長身用ジョイントベッドなら、幅も広くワイド、長さもロングで親がゆったりと寝れるだけでなく、よく動く子供にも安心です。
家族向けのロング&ワイドベッドならベッド幅は家族の人数に合わせて自由に選べます。
長さは206cmのロングサイズで最も広く長い大きなベッドでゆったりぐっすりと家族で寝ることができます。
大きいベッドは寝室の圧迫感が心配になりますが、家族向け長身用ロングベッドなら、ロータイプの低いフロアベッドで部屋を狭く感じさせないので、大きいベッドでもリラックスして寝ることができます。
お父さんも両手両足を大きく広げて気持ちよく寝ることができます。このベッドなら背が高くても丸まって寝る必要がありません。
ジョイントロングはロングベッドで最も選べるサイズが多く一人用、二人用はもちろん、大家族にまで対応した13サイズから選べます。
長身の人がベッド選びに迷ったらセミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングの6種に加え、ワイドキングサイズに対応した200幅~280幅の7種から選べるJointLongがおすすめ。
価格も安くリーズナブルでコスパ抜群、さらにベッドフレームのカラーも定番のブラック、ブラウンだけでなく女性に人気のホワイトも選べます。
まとめ
1日24時間中の8時間をベッドで過ごすことになります。人にとって睡眠はとても重要な時間です。
長身の人が体に合わないベッドで毎日を過ごすと、疲れが取れない、身体が痛いといった不調をきたすことがあります。
高身長だから仕方ないと諦めていた人も、ベッドにちょっとしたこひと手間を加えることで同じベッドでもリラックスしてぐっすりと寝ることができます。
背が高い人向けのベッドは種類が少ないのが残念ですが、これからどんどん増えてくると思います。
身体に合うベッドで質のよい睡眠を手に入れて下さい。