ベッドのメーカーやブランドは検索すればするほど悩みます。店舗に出向いてベッドを選ぶも種類が少なくイマイチこれって思うベッドがない、店員の説明を聞けばそれなりに納得する部分もあるけれど「このベッドがほしい」と思うデザインと機能性を兼ね備えたベッドがない。
ベッドはやっぱり選択肢が広い通販がいい。そうは思ってみてもどこのメーカーのベッドがいいのか分からない。何を基準に選んでいいのか分からない。そんな悩みはありませんか。
価格も安いもならベッドフレームとマットレス込みで1万円台~販売されているものもあれば、高級なベッドになれば数百万もするものまであります。
「ベッドを選ぶ」まずはどんなベッドのメーカーがあるのか、価格帯はどれくらいなのか、また人気のメーカーなどを知ることで「自分に合うベッド」を絞ることができます。
ここではベッドのおすすめメーカー、世界のトップブランド、日本の有名メーカーについて紹介していきたいと思います。
世界のトップベッドメーカー
ベッドはフレームとマットレスがあり、ベッドのフレームはお気に入りのデザインを選び、マットレスは寝心地を選ぶことで自分にベストな1台を選択するのが一般的です。
まずは品質の高さで定評のある高級路線の代表的な5大メーカーを紹介していきます。
シモンズ
世界のTOPベッドメーカーと呼ぶにふさわしい「シモンズ」は1870年にアメリカ誕生したベッドの老舗メーカーです。その歴史は140年余りと長年培われた技術で高品質で高級なベッドを提供するブランドです。
コンセプトは「人生を変えるベッド&マットレス」。
高級ホテルに納入され、百貨店で販売される信頼のブランドです。
シモンズの特徴はあの包み込んでくれるような優しい寝心地を提供してくれる「ポケットコイル」を1925年に開発したメーカーです。長年研究してきたシモンズのポケットコイルマットレスは、ホテル仕様のダブルクッションで寝心地、耐久性は抜群です。
ベッドデザインはさすがは高級と一目みて分るデザイン。一般的なベッドとは風格が違います。高級というと重厚なイメージが強いですが、シモンズではこれぞ高級という重厚なベッドから、ヘッドボードがないシンプルなベッドフレームまでラインナップしています。
シモンズでは本革仕様やファブリックも有名ですが、意外に知られていない「和テイスト」のベッドフレームもあります。国産材のヒノキを使ったローベッドは素敵です。
[voice icon="https://bedselect.jp/wp-content/uploads/2017/04/hatena.png" name="ハテナちゃん" type="r line"]アメリカのメーカーだから欧風バリバリかと思っていたけど違うんだね。素敵なデザインが魅力的♪でも高すぎて買えないわ(;´Д`)[/voice]
[voice icon="https://bedselect.jp/wp-content/uploads/2017/04/hakase.png" name="ベッド博士" type="l"]さすが高級ベッドメーカーが作る和テイストベッドだね。クオリティーは違うけどリーズナブルなベッド通販で同じようなデザインを探すのもいいと思うよ。自分が満足できるベッドを選べばいいんだよ。[/voice]
価格はベッドフレームをマットレスをセットで40万~100万以上と超高級です。まさに一生もの、子に受け継いでいくベッドメーカーですね。
サーター
サーター社の歴史は1931年に始まり「快適な寝りと健康」を追及してきたメーカーです。その実績は高く評価され一般家庭から高級ホテルまで幅広い支持で全米売上ナンバー1の実績をもつ選んで間違いのないメーカーです。
寝心地を左右するマットレスはポケットコイルをラインナップ。ホテルタイプボトムも選べます。
ベッドフレームは牛本革から、ウォールナットを使った無垢材など高級な材をふんだんに使っています。ベッドのデザインは重厚なイメージのベッドが中心にラインナップされています。
価格帯はフレームとマットレスがセットで20万前後から70万、中にはセットで100万以上する商品もありますが、シモンズが超高級と位置付で考えるとサータは中高級メーカーといったところですね。
シーリー
シーリーは1981年に誕生したアメリカのメーカーです。特徴は1989年に独自開発された「ポスチャーテックコイル」が他のメーカーとは違う独自の技術をもつブランドです。
シーリーの品質評価は高く世界の一流ホテルにも納入されています。
特に独自開発されたマットレスは「連立式スプリングユニット」でポケットコイルとは違う構造ながら身体の凹凸にフィットする寝心地は身体に優しく、またマットレスは高い耐久性を実現しています。
ベッドフレームのデザインはシンプルなものが多く、曲木加工されたおしゃれなタイプ、上質なソフトレザーのベッドフレームが選べます。
マットレスは基本の4タイプから構成されたラインナップでお好みのものが選べます。
ベッドフレームは10万前後から、マットレスは15万程度から販売されています。世界の3Sと呼ばれるベッド、シモンズやサータと比べると安い価格設定ですが、一般的なベッドと比べると十分高級なベッドです。
フランスベッド
フランスベッド、その名は一度は耳にしたことはあるというほど私達日本人になじみのある高級ベッドメーカーです。一般のベッドフレームを販売するメーカーでも「フランスベッド社」のマットレスを選べるようにラインナップしていることが多く定評のある独自のマットレスを販売しています。
[voice icon="https://bedselect.jp/wp-content/uploads/2017/04/hakase.png" name="ベッド博士" type="l"]ベッドの通販でベッドフレームを選んだあとマットレスを選ぶときにボンネルコイルやポケットコイルを選択できるものが多いのですが、フランスベッド社のデュラテクノマットレスやマルチラススーパーマットレスも人気が高く選べるラインナップに入っているセレクトショップを多く見かけます。[/voice]
ベッドフレームはシンプルながらおしゃれ感が抜群のデザインを取り入れたフレームはさすがフランスベッドと言いたくなります。使い勝手の面でもシンプルなヘッドボードにスマートフォンを置けるようにデザインされていたりと現代の流れに沿ったデザインは若者にも愛されるでしょう。
フランスベッドのマットレスは独自の技術をもちデュラテクノマットレスは1本の鋼線を職人の技術で編み上げた「高密度連続スプリングマットレス」です。その品質は日本のJIS規格よりも細かな社内規格を独自に制定した「FES規格」として管理された日本のおもてなし品質のクオリティーです。
ベッドフレームは10万前後から、マットレスは5万前後からラインナップされています。
日本ベッド
日本ベッドは1926年に一人のホテルマンの強い思いから日本初のベッド製造メーカーとして始まったブランドです。その誕生背景には日本ベッドの創設者が西欧で自身が体験したライフスタイルにあります。
日本の布団で寝る文化と全く違う「ベッドで眠る」を日本へ持ち帰りたいと言う思いから始まったベッドメーカー。
日本で一番最初に創業された歴史あるメーカーは「MADE IN JAPAN」「MADE BY 日本ベッド製造」というこだわりを持ち最高品質のベッドフレームとマットレスを製造してきました。
国産メーカーだからできる日本人に合う理想の眠りをカタチにすることができる日本ベッドです。
その品質の高さはサイトの納入実績をみると分かります。帝国ホテル、東京ホテルオークラ、ホテルニューオータニと一流ホテルに納入される信頼の高級ブランドです。
ベッドフレームのデザインは豊富でいろいろなタイプが選べます。価格は材質やサイズで大きな価格開きがあり、高級ベッドメーカーとしてはリーズナブルな庶民派価格のシンプルデザインのベッドフレームなら7万前後から、最高級ベッドは150から160万ほどの価格のベッドフレームまでラインナップされています。
マットレスはポケットコイルでスプリング数が従来型に比べて約2倍、シングルサイズで1200個もの独立したスプリングコイルを配置された日本ベッド独自の超高密度構造「シルキーポケット」をラインナップ。
快適な寝心地が得られるマットレスの価格は20万円前後。
日本メーカーの高級ブランドです。
日本の有名家具メーカー
ベッドフレームとマットレスの老舗的存在のTOP5メーカーとは、少し方向性が違う日本の家具メーカーの紹介です。ベッドだけでなく家具全般を扱う3つの有名家具メーカーは人気も高くベッドだけでなく、全ての家具が一つのメーカーで揃えられるメリットは大きいですね。
そんな便利な家具全般が揃う人気メーカーを紹介していきます。
ニトリ
CMでもおなじみの思わず口ずさむ「お値段以上~の」がコンセプトのニトリ。全国展開で多くの店舗を置いている人気のメーカーですね。知名度は高く説明不要と言うくらい馴染みがありますね。休日ともなれば駐車場には車を止めるところがないほど人気です。
そんなニトリの商品は実店舗だけでなく通販でも購入することができます。商品の種類は豊富でかなりの数のベッドフレームデザインがあります。
自社の工場で作られたベッドフレームは1万ほどからラインナップされています。またマットレスはボンネルコイルなら9千円台から販売されているので探せば安くベッド一式を購入することができます。
安いものだけでなくブランドもののフランスベッドやシーリーのマットレスも取り扱っています。
ニトリなら何でも揃うことと、質のよい商品とお値段のバランスが人気の家具メーカーですね。
無印良品
無印良品はなんと言ってもデザインが「シンプル」です。家具だけでなく紳士、婦人、子供の衣料品。雑貨、日用品。食品。化粧品。家具、インテリア、家電まで幅広く商品が販売されています。
無印良品のベッドはベッドのフレームとヘッドボードが別々に選べるようになっているものや、シンプルな無垢集成材で作られたヘッドボード、フットボードが頑丈に作られた無骨なデザインがおしゃれなベッドがラインナップ。ウォルナットやオーク材、パイン材を使ったシンプルな木製ベッドが中心です。
マットレスは珍しい天然素材でつくったノンコイルのマットレスが販売されています。特徴は寝返りがしやすいマットレスです。このマットレスは産地にこだわった天然素材が使われているので、スプリングマットレスの寝心地がイマイチと感じる方におすすめです。価格は高めの8万円台~12万前後。
ボンネルコイルなら2万円台から、ポケットコイルなら10万~13万前後で販売されています。
ベッドフレームは5万円台からで家具メーカーとしては全体的に値段は高め。しかし無印良品ファンとしてはこのシンプルさの魅力はたまりませんね。
イケア
今とても人気があるイケアブランド。特に若い世代に人気があるメーカー。公式サイトを見ると一つの部屋をおしゃれにコーディネイトして掲載。その中の商品が全てイケアで揃うのは素晴らしいですね。
ベッドルームギャラリーを見れば自分の部屋をどのようにコーディネイトしたいかイメージしやすくなります。自分でコーディネイトするのが悩んで決まらいなら「イケア」のベッドルームギャラリーを活用するのがおすすめです。
実店舗でもこのようなギャラリーを用意しているのはさすが人気の家具メーカーと言いたくなります。商品の魅力を最大限に生かした商品ディスプレイは若者を惹きつける要素がたっぷりです。今一番イケテル家具メーカーですね。
[voice icon="https://bedselect.jp/wp-content/uploads/2017/04/hatena.png" name="ハテナちゃん" type="r line"]私は自分で部屋をイメージしてコーディネイトするなんてできないタイプだから、ベッドルームギャラリーは参考になるわ。これを基に色を変えるだけでも自分流にコーデが簡単にイメージできるもんね。[/voice]
ベッドフレームの価格帯もニトリ同様でリーズナブルな価格帯で揃うので一人暮らしの方にもおすすめです。
イケアのもう一つも逃せないサービスが組み立てた家具が未使用なら(365日)以内なら返品可能。またマットレスの場合なら自分の思っていた寝心地と違う、合わないなど満足できなかった場合90日以内なら同じ種類の他の商品と1回だけ交換してくれるサービスがあるので安心ですね。
※詳細は公式ホームページを確認して下さい。
ベッドおすすめの選び方特集
有名なメーカー、家具ブランドを紹介しましたが、高級なベッドを販売しているメーカーから、リーズナブルな価格帯で販売しているメーカーまでデザインも価格帯も種類は豊富です。
ベッドの購入予算とベッドのメーカーやブランドが決まれば、次はどのようなベッドフレームにするのか、マットレスはそれがいいかなと悩まなくてはなりません。
ベッドを購入するタイミングは結婚で新婚さんが二人のベッドを購入するとき、夫婦の間に子供が産まれたとき、子供が大きくなり自分の部屋で寝るようになったとき。
また子供が大学に合格して一人暮らしを始めるとき、新社会人となり就職で一人暮らしをするときが多いと思います。他では転勤族の方が一人暮らしをするときにベッドが必要となります。
このようにベッドが必要なタイミングは人生の節目やおめでたいときが多いものです。ベッドは何度も買い替える家具ではあにのでよく考えて選びたいですね。
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まとめ
どうでしたか?ベッドフレームもマットレスも価格はピンキリでとても安いものから超高級品まであることがお分かりいただけたと思います。
ベッドを購入するならベッドを知ることが大切です。マットレスも同様でいろいろな価格帯もあれば寝心地も硬さもそれぞれ違います。店舗に出向いてベッドのサイズ感やマットレスの寝心地を確かめるのもいいでしょう。
ベッドの種類やデザインなら豊富な種類が見れるネット通販で検索してみるのもおすすめです。あなたにとってのベストな「ベッドスタイル」をいろいろな角度から見てよりよいベッド、買ってよかったと思えるものを選びましょう。